ロハスピープル宣言

 

 

北夢人のロハスピープル宣言

 
 今を去ること10年と少し前のこと、私は1996年10月のシドニー郊外にいた。
2000年シドニーオリンピックに向けて開発が進み、そちこちで道路の改良工事が行われている時期だった。(工事風景は、とてものんびりしたものに見えた。)
 ある日、家具工場に行った。キッチンやバニティキャビネットなども含め、様様な家具を作っている大きな工場だったが、ほとんど機械化はされていなかった。
塗装の前工程でのこと、そこに場違いな物があった。15〜6枚の角座金の真中に紐を通して束ねたものだった。振り回すのにちょうど良いような程の紐が伸びている。
不審に思って何に使うものか聞いてみた。すると、「組み上がった家具に打ち付けて傷を付けるために使用するのだ」と言う。「何で,わざわざそんな馬鹿なことをするのか」と聞くと、「その方が高く売れるからだ」と言う。要は、「リサイクル材を使用していると言うと、それを好んで高くても購入する人たちが沢山いるから」と言うのだ。「でも、それは詐欺ではないのか…」と言うと、「需要が沢山あるけれど、リサイクル材はそんなに多くはないから、彼らの満足を満たすためには、こうするしか、ないのさ」と言い、仕方が無いさという風に彼は肩をすくめた。

PiB

彼らのアイテムに殺傷能力は無い
吹き付ける・吸い込む・塗りつぶす
それだけである。

 そのことは妙に私の心に引っかかった。その日から環境に関心を持つこと、
さらに環境に関心を持つ人を意識する様になり、それが私のロハス的な思考の
出発点となった。言い換えれば、その日から私はロハス人となったのである。
キャラクターについて 2000年、地球環境を守る3匹のペンギンキャラクター「PiB」を創作する。
2003年、PiBは仲間を増やし、『のほほんワールドさん太パラダイス』となる。
2008年、洞爺湖環境サミットにちなみ、洞爺湖宣隊トーレンジャーを創作する。
2009年、洞爺湖有珠山の世界ジオパーク認定に伴い、ジオレンジャーと改名。
管理人について 管理人と洞爺湖、火山と島と滝
洞爺村の湖に二番目に近い家(一番は東隣の船着場を管理する家)で生まれる。
中学校卒業と同時に、父の転勤で虻田町へ転居して高校1〜2年の間、住む。
父の転勤で高校3年時は壮瞥町に住み、洞爺湖に関わる3つの自治体を制覇。
’98〜99年にかけての1年弱をハワイ島に暮らす。
ボルケーノナショナルパーク  (キラウエアでは、レンジャーに顔を覚えられ、業者と認識されてしまい、行くたびに余分な料金(通常は車1台$10なのだが業者の場合は1人$5)を請求されて参った(車を替えてみたが、やはり何人だと聞かれ余分に請求された)が、火山との縁を確信する! それにしても、マウナ・ロア(長い山:世界最大の体積の山でアスピーテ:盾状火山)の姿には、ずいぶんと癒された。珍小島に似た島もハワイ島にはあった。ヒロ湾に浮かぶ小島でモクオラ(癒える島)と言う。
忘れてならない滝がヒロのダウンタウンのはずれ、ワイアヌエヌエ(虹の滝)だ!
ちなみに「モクオラ」も「ワイアヌエヌエ」も、「クヒオ ベイ」という歌に歌われている。モクオラもワイアヌエヌエにも、ハワイの英雄マウイにまつわる伝説があるので、
ぜひ、珍小島や壮瞥滝にもそんな伝説が欲しいな・・・と思う、今日この頃である。
〒052-0101 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町423番地  北夢人(キムント)
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